独仏スペイン空軍、日本で訓練開始 主力戦闘機が参加
(VOVWORLD) -航空自衛隊とドイツ、フランス、スペイン空軍による共同訓練が19日、日本の周辺空域で始まります。
(写真:Kyodo/TTXVN) |
各国の主力戦闘機が参加して部隊間の連携を確認します。欧州の国によるインド太平洋地域への部隊の派遣は増える傾向にあり、中国・ロシアへの抑止力を高める狙いがあります。
3カ国の空軍は合同部隊を編成し、世界各地で展開する実動演習「パシフィック・スカイズ24」に参加しています。米アラスカで米軍と訓練した後に日本を訪れます。
北海道の千歳基地の周辺空域で自衛隊とドイツ軍・スペイン軍、茨城県の百里基地の周りでは、自衛隊とフランス軍がそれぞれ共同訓練します。
ドイツとスペインは主力戦闘機「ユーロファイター・タイフーン」を計12機出します。空自からは「F15」戦闘機が4機参加します。スペインが日本に戦闘機を送るのは初めてで、ドイツも2022年以来、2度目となります。
日仏訓練にはフランスの「ラファール」戦闘機が4機、空自は「F2」戦闘機が2機加わります。共同訓練ではあらゆる事態を想定して部隊間の意思疎通が円滑にできるか確かめます。(nikkei.com)